晴れ、ときどきリリー「リリーのオカルト乙女系ナチュラルファッション」

晴れ、ときどきリリー ドラマ

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ソフィア・コッポラ ミーツ「ひなぎく」を「ローズ・イン・タイドランド」で味付けしたようなフランス映画。
しっかり者の姉と田舎で自由奔放に暮らす妹。
ある日母親が急死して、妹の面倒を見ることになった姉ですが・・・。
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とにかくダイアン・クルーガーが美しすぎる。
そしてリリー役のリュディビーヌ・サニエも可愛すぎる。
特にリリーの服は、ナチュラルなコットン系、例えるならフランス人形の下着のようなお洋服。
大好きな彼に会いにいく時は真っ赤なワンピース。
それも可愛いんです!
映画批評を観ると、変にオシャレ感満載で・・・と悪い批評もあるのですが、オシャレに小物やお洋服やセットを作ったり、映像もオシャレに見せるのって、なかなか本当にセンスが良くないと、そして技術もないと無理だと思うんです。
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この映画は、てこずる家族、この場合妹ですが、大好きだけど殺意も湧いてしまう「介護」という問題をオシャレにすることで観やすくしています。
切ることの出来ない「家族」の鎖は、重荷でもありますが、逆に守るべきものとして自分を強くし、安定させているのものでもあります。
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この映画のドリーミンでオカルトでガールな雰囲気は、リリーとクララだけの世界で、その他は普通の現代フランス。
社会という常識が入らなければ2人の世界は幸せなのでしょう。



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