わたしはロランス「赤やブルーの原色がいっぱい」

わたしはロランス ドラマ

lorance1.jpgグザヴィエ・ドラン監督作品をやっと1本観れました。
あとは「マイ・マザー」「胸騒ぎの恋人」「トム・アット・ザ・ファーム」です。
ロランスとフレッドはちょっと普通の感性から逸脱してる趣味の合うカップル。
しかし突然ロランスが、実は性同一性障害で、女になりたいと言い出した。
フレッドはショックを受けつつも、ロランスが女性になるのを協力することにする。周囲にカミングアウトするロランスだったが、しかし2人の関係は段々と悪化していく。
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フレッドもロランスも自分たちは『普通の人』と違うと感じていて、それを表すかのようにファッションも奇抜でした。
パステルカラーは最悪。赤は燃える愛の色「もっと赤を!」てな具合でポップなお洋服が登場します。
しかし、性同一性障害のロランスは自分は男じゃなく女だと感じているなら、女性のフレッドを愛しているのはレズビアン的感覚なのか、性別超越して感性を愛しているのか、その辺りの感覚、不思議に感じました。
しかし結末は切なかった。
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ロランスを演じているメルヴィル・プポーは「ブロークン・イングリッシュ」で私をキュン死にさせてくれた王子様。女性になるには惜しいオトコマエですが、それでも素敵でした。
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