「ツリー・オブ・ライフ」で、難解ながらも映像と音楽が荘厳で圧倒的だったのが印象的なテレンス・マリック監督。
今作は『永遠の愛は存在するのか?』ってテーマだったので、難解覚悟でチャレンジ!
登場人物のプロットがはっきりしないので曖昧ですが、フランス人シングルマザーがアメリカ青年と出会い恋に落ちて、アメリカで一緒に生活するも、破局するという良くあるお話。
「ツリー・オブ・ライフ」でも感じたんですが、テレンス映画のワンピースは本当に素敵です!今回、オルガ・キュリレンコが着たワンピースはどれも可愛すぎて、見とれちゃいました!どことなく、フレンチな要素を漂わせるのがさすがです。レイチェル・マクアダムスのアンニュイな表情と真っ赤なワンピースも素敵でした〜。
テレンス監督はMITで教鞭をとっていた天才。だから『永遠の愛は存在するか?』という永遠のなぞに答えを出してくれるんじゃ無いかと、期待してみていましたが、答えはもやのなか。
君が僕を完璧にする。
やっと出会えた愛する人。
何もいらない、あなたとの愛があれば。
なぜ愛は憎しみに?なぜ優しい気持ちは冷淡になるの?
そしてだんだん、こんなセリフが多くなり・・。
夢のような甘い愛の世界は、現実によって冷ややかになっていく。
神のような揺るぎない愛の世界は、人間では無理だといいたいのかなあ?