売れっ子俳優の自伝のゴーストライターや、家庭教師などをしながら、なんとな〜〜く暮らしている作家のブルーノ。
ある日、教え子の母親から「その子はあなたの子よ」と告げられる。
そして、同居生活が始まるのですが・・・。
まず、映画ではとってもよくありがちなストーリー!
子供のルカはかっこ良くて学校の人気者だけど、勉強嫌いで落第寸前。
彼と暮らすうちに、ブルーノには父親の自覚が芽生え始め、ルカも自分の人生について考え始める。
絵に描いたように進んでいくストーリーなのに、素直に心に入ってきて、また地味な仕上がりもとっても良い。
とくにブルーノが最高で、中年男子の気の抜けた粋なファッションが本当にかっこ良かった。
基本、ヨレッとしたコットンかレーヨンか麻のシャツに、チノパンにカーディガン。ぼさっとした髪型。ずれている眼鏡。良かったなあ〜^^
ルカくんは、赤いパーカーがほんと似合ってました!
大人も子供も、年をとっただけではあんまりかわらなくって、でも少しだけ長く生きてる分、やっぱりちょっと大人。
そんな大人のかっこ良さが、なんだかじんわりくる。
そんな映画でした^^