どんなおはなし?
バスケ部門が不振だったNIKEは、新たにスポンサー契約する選手を探していた。
名スカウトマンのソニーは、3人で25万ドルの予算を、マイケル・ジョーダン1人の獲得のために使うべきだと主張。
ライバルは、人気絶頂のコンバースとアディダス。
ソニーは対抗策として、ジョーダン独自のブランド「エアジョーダン」の展開を提案。
ジョーダンの母親にも接触し、説得を図るのだが・・・。
アマゾンスタジオ×ベン・アフレック
アマゾンスタジオかーと思いながらも、なんと監督がベン・アフレック!!主演はマット・デイモンというハズレなしコンビのため見てみたのですが、やっぱりハズレなしでした笑
マット・デイモンが社員のソニー・ヴァッカロ、ベン・アフレックがCEOのフィル・ナイトを演じています。(エンディングでフィル・ナイト本人の写真が流れますが、雰囲気そっくり笑)
もともと盟友だからか、息がピッタリ。
ベン・アフレックって、アルマゲドンのAJのイメージで単細胞な熱い男ってイメージでしたが、みなさんご存知「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本書いたり、社会派映画の「アルゴ」では監督に挑戦し傑作に仕上げています。
最近ではリドリー・スコット監督の「最後の決闘裁判」でマット・デイモンと共に脚本を手がけ、これも素晴らしい作品でした。
才能ありありのお二人なのです。
80年代のファッション・カルチャーが満載!
1984年を舞台とした映画ということで、80年代カルチャーも楽しめる作りとなっています。オープニングから懐かしさの嵐!
ベン・アフレックがちょうどティーンエイジを過ごした時代であるためか、当時のカルチャーを愛おしく映していて、私も同年代としてなんだか胸が熱くなる映画でした。
ベン・アフレックが着る80年代のランニングファッションも見どころで、当時のNIKE CEOのファッションが堪能できます。
映画のキモであるエア・ジョーダンは、今でも大人気のシューズで、カラフルなシューズをおしゃれに取り入れたコーディネートをよく見かけます。
私自身は、エアジョーダンは持っていないのですが、欲しくなってきました笑
NIKEで夏おすすめは、なんといってもエアリフトです!
サラサラメッシュで気持ちいい!
夏はエアリフトとビルケンシュトックとキーンで過ごしています。
不可能を可能にしたNIKEの理念
われわれのビジネスは変化である。
プロセスより結果が全て。ルールに逆らえ。
仕事は完結するまで終わらない。
楽な仕事はない。
正しい行いは自ずから利益を生む。
などなど・・・映画はNIKEの企業理念とともに進んでいきます。
この映画では、「これは!」と思ったらルールに逆らってでもチャンスを捕まえなければいけない時もある。失敗するかもしれないけれど、何か「カン」のような運の波が来た時にいかに乗るか。そのためには最大限の行動を試みること。
そんなことを感じました。
超大作の名作!!というわけではないですが、いい感じに力の抜けた良い映画でした。
やはり2人のコンビにハズレなしです!
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