嘆きのピエタ「ぶかぶかニットと赤いスカート」

嘆きのピエタ ドラマ

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激重い・・・。
韓国映画独特の・・・このキム・ギドク監督、なんと過去カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンなどの国際的な映画祭で受賞しているすごい方。
天涯孤独、非情な借金取りの男ガンド。
彼の前に、彼の母だとなのる女が現れ許しを請う。
一緒に暮らし始めるうちに、母への愛情が目覚め始めるのですが。
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韓国映画はほんとにビックリする展開ですよ。
まーさーかー。
泣いたし、重かった・・・。
お金ってなんなのー!!
さて、この母親役のチョ・ミンスさん。近くでみるとおばさんだけど、全体的になんかカワイイ。髪型も似合ってたし、むすっとしてる感じもかわいい。出てきた時のグレーのぶかぶかニットからのぞく赤いスカートもカワイイ。母親役だけど、なんだか女性的だった。
たまに、歳はいっていても女性的雰囲気が残っているままの女性がいますよね。そんなタイプの妖艶な方でした。
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見ていて、イテテテっ!!て思うシーン満載ですが、批評家がこぞって高評価を付けている映画。
キム・ギドク作品を初めて観ましたが、そんな賞をとっているベテラン監督と知らずに見ていまして、新人さん?だと思ったほど、カメラワークに拙いものを感じました。それって演出だったのかな?まるでルキノ・ヴィスコンティ的な感覚です。
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影響を受けた映画は「ポンヌフの恋人」「羊たちの沈黙」とのことで・・・。
とっても素晴らしかったですが、とっても重いです。

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