時計じかけのオレンジ「近未来とクラシック」

ドラマ

見始めると気持ち悪くなって今まで最後まで見れていなかった映画。
しかし私ももうだいぶ大人になったので頑張ってみました。
ベートーベンの第九に乗せて繰り広げられる暴力。「雨に唄えば」を歌いながらのウルトラバイオレンス。行為はサイテーですが、お洋服やインテリア曲と映像のマッチングはやっぱり芸術的でした。
「アルジャーノンに花束を」が優等生ならばこちらはアウトサイダー的な。
こんなぶっ飛んだ映画の中に、因果応報感や、人の持って生まれたものは、矯正したって結局変わらないんだなんてことを感じました。
しかし、これが私の生まれる前、1971年のデザインかって感じです。
アレックスたちグループのファッションとか、アレックス自宅のインテリア、ミルクバーのインテリア、めちゃめちゃオシャレですよ。
一番印象に残ったのは、強盗に入ったHomeのおじさん。演技が凄まじい。
クラシックとバイオレンスってま反対のようでベストマッチングする感じ。
ポップで気持ち悪くて芸術な映画でした。
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