人間とコンピューターが恋に落ちる。…と、SFマンガなんかでよくありそうな設定で、正直新鮮味には欠けたけど、伝えたいのはただひとつ、人が何と言おうと気にするな!自分の気持ちに正直にってことだと思う。
そのあたりのメッセージ感は、ウディ・アレンを彷彿とさせた。
ホアキン・フェニックスはあんまり好きじゃないけど、女性陣のキャスティングハンパない。さすが、スパイク・ジョーンズ監督、女子の趣味が良い。
ルーニー・マーラ、エイミー・アダムス、スカーレット・ヨハンソンにいたっては、声のみの出演!
ちょっと近未来な設定で、お洋服もさほど現代と変わらないけど、ズボンがハイウエストだった。
未来では流行っているのかな?
主人公のセオドアは、離婚調停中。大恋愛をして、結婚をして、お互いに成長して、いつしか歩く速度はバラバラになり、方向もバラバラになって、憎むほどまでになる結婚の悲しみに打ちひしがれている。
そこへ、人工知能を搭載したOSサマンサを入手し、人生にときめく彼女に恋をする。
いろいろな愛の形が存在して良いし、周りを気にする必要もない。
今、自分が感じている幸福感を信じて歩いていきたいですね!