「マーサの幸せレシピ」のドイツ映画。
大人になりたくないフェリックスはいつもトラの着ぐるみを着ています。
心配するママはカウンセリングに通わせたりしていますが、フェリックスは我が道をいき、友達もいません。
そんなとき、優しいおじいちゃんから莫大な遺産を引き継いだ犬サージェント・ペッパー(おじいちゃんの実の子供たちに命を狙われてます!)と出会い、心通わせていきます。
内容的には、ふむふむという、「ホーム・アローン」的な雰囲気なのですが、とにかく絵がすばらしい。トラの着ぐるみと犬とドイツの町の景色。これがこんなにも芸術的になるとわ。
あと、トラを脱ぐと、金髪美少年!
私服も白いTシャツGジャンとカーゴパンツにスニーカー、すっごい似合う!
真似したくなりました。
「人間って残酷だね。」
ってフェリックスが言うと、心を開くペッパー。
「でも君みたいに優しい人間もいる。」
とにかく絵が絵本のようにかわいくてセンスが良い、優しい映画でした。